こんにちは,ヨカワユキです。
✓英語リーディングに役立つ情報が知りたい
✓英語リスニングに役立つ情報が知りたい
にあてはまる方向けの内容です。
wpmとは
words per minute の頭文字をとったのもので,1分間に読まれている/話されている単語の数を表します。
ちなみに,英語ネイティブスピーカー(大人)の リーディング時の平均wpm は 300 と言われています。
(参考:Do You Read Fast Enough To Be Successful?)
TOEICの Part4 のリスニングスクリプトが読まれるスピードは,だいたい wpm 130~220くらいに収まっています。
wpmを測ってみよう
wpmを測ってみましょう。
①リスニング音源の場合
音源とそのスクリプトを用意。
スクリプトが読まれている時間を測る/確認する。
スクリプト内の語数を数える。
スクリプトの語数÷読まれている時間(分)=wpm
②自分のリーディングスピードを測る場合
リーディングスクリプトを用意。
時間を測りながらスクリプトを読む。
スクリプト内の語数を数える。
スクリプトの語数÷読まれている時間(分)=wpm
スクリプトは短いもの(300語程度)でOKです。
長いスクリプトの1~2段落読んで測る,というのもOK。
オンライン上の英文は,Microsoft Wordや 英単語カウンター に貼り付ければ,楽に文字数がわかります。
リーディングスピード測定に wpm を使うときの注意点
①wpmはスクリプトの内容で常に変わる
・リーディング時に使える単語や文法の量
・内容についての背景知識の量
・体調
・文字の大きさやフォントなど
によって,常に変化します。
何回か計測してみて,極端に速かったり遅かったりした場合は,何が理由として考えられるか考えることをオススメします。
自分の強み/苦手 ポイントが分かれば,今後の学習に活かせます。
②wpmばかり意識して,意味がおろそかにならないように
wpmの数を上げよう上げようと意識しすぎると,スクリプトの内容把握がおろそかになる可能性があります。
英文の意味をとりながら読むことは忘れないでください。
wpmを学習にとりいれる
WPMは定期的に測るとよいです。
数値で自分の現在値が明確になり,目標値も考えやすくなります。
リーディング学習に取り入れるのがオススメです。
普段英語学習に使っているテキストや洋書などで,wpmを定期的に測ってみてください。
安定的に150wpmくらいで読めることを目指していくとよいです。
wpmを使ったリーディングを練習できるサイト
①Breaking News English
英語学習者向けのニュース記事サイトです。
更新は数日おき,と頻度も高め。
ニュース記事をクリックしたら,タイトル下の READ 内の speed-reading をクリック。
wpmに応じて,下から上に記事が自動で流れていきます。
easierの記事だと,WPM100/200/300で,harderの記事だと,WPM200/300/400/500から選択できます。
②365 Essays For English Learners
英語学習者向けのアメリカに関するエッセイです。
全部で365の文章がありますが,wpm対応になっているのは1~100までの文章です。
文章ページ上部にWPMを指定する欄があります。
そこに数字を入れてStart Readingを押すと,読む位置を示す黄色いハイライトが,指定したwpmに応じて動く仕様になっています。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。