『ロジカル・リーディング』で構造をつかむリーディング 三角ロジックでとらえよう

こんにちは,ヨカワユキです。

✓英語のリーディング力を上げたい
✓英語の文章の構造を知りたい
✓英文を読むスピードを上げたい
✓受験や英検・TOEICで使える読解テクが知りたい
✓英語ネイティブの思考パターンが知りたい
✓英語のライティング力を上げたい
✓エッセイライティングをしなくてはいけない

人に役立つ本を紹介します。

 

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英語ネイティブと会話をすると必ず耳にする “because”

英語ネイティブは “because” をよく言います。
そう,理由を述べるための because です。
意見や気持ちなど自分の主張をしたあとは,because に続けてそれについて必ず詳しく説明します。
聞き手が「なんで?」「どういうこと?」と聞かなくてもです。

本書を読むと,英語ネイティブがそうである理由が見えてきました。

 

本の内容

「英語ネイティブは思考様式として,「三角ロジック」を日々の生活で使っている」というのが著者の主張です。
三角ロジックとは,イギリスの哲学者 スティーブン・トゥールミン が提唱した,論証のモデルでトゥールミン・モデルとも言われています。

三角ロジックとは,

「ある主張を成り立たせるには,それを裏付けるデータと,そのデータと主張を結びつける理由/論理が必要である」

というもの。

・主張=クレーム
・データ=データ
・データと主張を結びつける理由/論理=ワラント
とよび,クレーム・データ・ワラントの3つの要素で論証が成立します。

本書の表紙に載っている三角形の図がまさに三角ロジックです。

三角ロジックについて学びたい人は向後研究室教材サイト へ。

英語ネイティブの思考様式には三角ロジックが内在化されています。
なので,英語ネイティブが書く英語の文章にも三角ロジックに沿っています。

つまり,データとワラントで主張を論証するのが英語の文章の基本です。

本書では,英語の文章を実際に使いながら,三角ロジックがどのように適用されているかを考えるトレーニングができます。

クレーム・データ・ワラントの3要素が論証の基本ですが,論証の仕方はさまざまです。

さまざまな英文を読みながら,いろいろなパターンを見ていくことができます。

 

英語の文章は,全体構造をつかめば理解しやすい

文章全体の構造をつかむと,英語の文章はとても理解しやすくなります。
文同士のつながりがクリアなので,文中の文法や単語を理解していれば読み解きやすいです。

そういう意味で英語の文章は立体的です。

・主張は基本的に明快
・主張があれば,その主張を支える理由付けや主張に対する詳細説明が必ずある
・1段落1テーマが基本;段落ごとの要旨が分かれば文章全体のロジックツリーが作りやすい
主張を支えるのは,
・複数のデータや事実
・対立意見への反証
が主です。

これは,アメリカの子どもたちが学校で訓練されるエッセイライティングの型そのもの。

アメリカでは小さい頃から「何かを主張したらそれを論証する」ことを小さいころから習慣づけられています。

 

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