こんにちは,ヨカワユキです。
✓洋楽好きな英語学習者
にもってこいの英語学習ツールがあります。
Lyrics Training とは
洋楽を使ってディクテーションができるサービスです。
ディクテーションとは,聞こえてきた音を文字にしていくこと。
YouTubeに投稿されているたくさんのMV(ミュージックビデオ)が歌詞つきで表示され,出てくる空欄に聞こえてきた単語を入力していく,それだけです。
空欄の数は,4つのレベルから選べます。
正解/不正解に応じてスコアリングされ,サイトに登録すれば他の参加者と点数を競い合うことも可能です。
ブラウザ版とアプリ版があり,基本的な機能は同じですが,それぞれでできることが少し違います。
・歌詞を印刷できる
・1日何曲でも可能
アプリ版
・無料利用の場合は1日3曲まで
・回答方式を,自由回答と4択問題のいずれかを選べる
・日本語で利用できる
実際に使ってみよう
①まず曲を選びます。
トップページに載っている曲から選んでもいいし,上のほうにあるSearch(探す)や,おとなりのGenres(ジャンル)から曲を検索できます。
②曲を選んだら,レベルを選択。
それぞれのレベルには空欄の数と割合が書いてあります。
ビギナーだと,1曲の単語数の10%くらい,エキスパートだとすべてが空欄です。
左下にあるKaraokeを選択すると,カラオケのように曲と歌詞が流れます(歌付きです)。
③レベルを選択し画面上の再生ボタンをクリックすると,無料アカウントの作成を促されます。
作らない場合は,maybe later をクリックすればOK。
ちなみにアカウントを作ると,他の参加者と点数を競ったり好きな曲をリストにできたりします。
④選んだ洋楽MVが出て出てきます。
再生ボタンをクリックして始めましょう!
カラオケのように,歌に合わせて歌詞に色がついていきます。
●につき1文字入ります。
正しい文字を入れればその文字が表示されます。
もう一度聞きたいときはバックスペースキーを,パスしたいときはタブキーを押してください。
パスすると,スコア欄右の Fails の数が増えていきます。
Hits は正答数です。
洋楽で英語を勉強するといい理由
英語学習者の方なら多分1度は聞いたことがある,
「洋楽で英語勉強するといいよ」
というアドバイス。
洋楽で勉強するのは(洋楽好きにとっては)楽しいから!というのも理由の1つですが,私が思う洋楽で勉強するメリットは以下の2つです。
・サビなど同じフレーズが何度も登場するので,使える表現として身につきやすい
英語の音の特徴は,なんといってもリズムがあることです。
リズムがあるため,単語同士がくっついて発音されたり,短く発音されたり,適当に発音されたりします。
英語の音のリズムがつかめると,一気に英語の音が聞き取りやすくなります。
ほとんどの歌には一部のフレーズが繰り返し出てきます。
サビなら3回くらい繰り返されることはザラですし,フレーズ中の単語を変えての繰り返しもよくあります。
何度も繰り返されている+メロディがある=自然に覚えやすい!です。
洋楽で英語を学ぶのはオススメです。
洋楽での英語学習は挫折しやすい
とはいえ,洋楽での英語学習は挫折しやすいです。
洋楽の聞き取りは難しいんです。
歌われている英語は,ネイティブが話す普通の英語です。
参考書や問題集についている学習者向けの英語音声のように,聞き取りやすさは重視されていません。
何回か聞いて聞き取れなかったら,答えを見て先に進みましょう。
「なんでこの単語がこの音になるんだー?」と悩むことはやめてください。
ほとんどの場合,あなたが聞いた音は正しいです。
そして「ネイディブはそう発音するんです」という答え以外ありません。
(おまけ)日本語タイピングにも使える…?
ちなみにこのサイトでは,日本語の歌のディクテーションもできます。
こんな感じで,ローマ字入力していきます(笑)
音楽を聞きながらできるので,タイピング練習したい人にもいいかも!
単語レベルのタイピングであれば,ビギナーからアドバンスドレベルでトライ。
がっつり文章で練習したい方は,エキスパートレベルですべて空欄にしてしまいましょう。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。