こんにちは,ヨカワユキです。
を解消します。
分詞とは?
分詞は,形容詞と動詞の性質を持っている単語群です。
形容詞としても,動詞に近いものとしても使うことができます。
つまり,使い方を分けられるのです。
だから「分詞」です。
分詞には,現在分詞と過去分詞の2種類あり,どちらも形容詞と動詞の性質を持っています。
もっと詳しく分詞とは?
分詞は動詞を変形させて作ります。
例えば,make を変形させて making, made,seeを変形させて,seeing, seen など。
もとは動詞なので,分詞になっても動詞の意味を引き継いでいます。
分詞は形容詞として使うこともできます。
形容詞は,名詞を修飾する言葉です。
例えば,かわいい洋服 といったら,洋服を修飾している かわいい は形容詞です。
分詞が名詞を修飾する場合,名詞に動詞の意味内容を加えることになります。
なぜなら,分詞が動詞の意味内容を持っているからです。
例えば,
泣いている赤ちゃん → 赤ちゃん に 泣いている という動詞の意味を加えている→ 分詞で修飾 → crying baby
2000年に建てられた家 → 家 に 建てられた という動詞の意味を加えている→ 分詞で修飾→ the house built in 2000
です。
上記の例で,泣いている赤ちゃんは crying baby と 分詞→名詞 の順になっているのに,2000年に建てられた家 は 名詞→分詞 の順になっています。
現在分詞と過去分詞
分詞は,現在分詞と過去分詞の2種類に分かれます。
現在分詞は,それぞれの動詞に ing がついたもの。
過去分詞は,動詞ごとに特定の形があります。
名前には現在・過去と入っていますが,分詞自体で現在のことや過去のことを表すことはできません。
現在や過去を表すことができるのは,あくまでも動詞と一部の助動詞です。
では,現在分詞と過去分詞の違いは何か。
意味が違います。
例えば,現在分詞の eating は 食べている,listening は 聞いている。
過去分詞の given は 与えられた,cooked は 料理された です。
なので,先に例に出した crying は 泣いている(現在分詞)だし,built は 建てられた(過去分詞)を使っているわけです。
分詞は動詞とセットでも使える
さて,ここまで分詞を形容詞として使う方法を述べてきました。
形容詞は名詞を修飾する言葉なので,名詞とセットで分詞を使いました。
ここからは,分詞のもう1つの使い方,動詞とセットで使う方法です。
1つめは,be動詞とセットで使う方法について。
例えば,
I am running. → 私は走っている。
This book was written by Aki. →この本はアキによって書かれた。
となります。
例えば,
I have finished my homework. →私は宿題を終えた。
We have been to Canada. →私たちはカナダに行ったことがある。
などです。
現在分詞については,こちらの記事も参考にしてください。
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