こんにちは,ヨカワユキです。
✓文法用語は見たくない
✓洋書を読んでみたい
✓短編なら読めそう
✓猫が好き
な人は楽しめること間違いなしです。
と,英語を挫折した人にもとっつきやすいと評判のビッグ・ファット・キャットシリーズ本を紹介します。
本書の内容
「英文を読んで理解する」ために必要な英文法やよく使われる単語が,文法用語を使わずに説明されています。
文型,基本的な時制,助動詞,関係代名詞,分詞,動名詞,不定詞,仮定法,前置詞などの使い方とそれらのニュアンスが学べます。
英文の構造や単語の意味を直感的にとらえられるよう,イラストも多用されています。
ビッグ・ファット・キャットというキャラクターが登場する短めの英語の物語が含まれており,この本で学んだ知識を使って読むことが可能です。
英語の学びかたとは
本書では,イメージでとらえること,分からなかったらとばす,という学び方を推奨しています。
①イメージでとらえる
英語をイメージで理解することは本当に重要です。
日本の学校教育では英語を日本語に訳すことが求められるので,英文を見ると多くの人が日本語に訳そうとします。
英語と日本語は完全に一対一対応になる言語ではないので,日本語にしたのに英文の内容がピンとこないということがよく起こります。
しかも,英文をいちいち日本語に訳していると理解が遅れます。
「英語を読む→日本語にする→理解する」ではなく,日本語を理解するように「英語を読む→理解する」となれば,ストレスが減ります。
書いたり話たりする場合も「話したいこと→日本語にする→英語にする」ではなく,「話したいこと→英語にする」になるのが理想です。
そのために必要なのが英文の内容を前からイメージしていくことです。
猫の絵が浮かぶ
猫だということを感覚的につかめている
という状態が理想です。
また,英語は語順で意味を伝える言語。
文中でその単語がどのような役割を持っているか(主語,目的語,修飾など)をつかみながら内容をイメージしていけるとよいです。
英語をイメージで理解することに日々取り組むと,だんだんそれに慣れていきます。
日本語から離れることが不安な場合は,簡単な単語を使った簡単な英文からトライし,クセをつけてみてください。
英語をイメージでとらえることについて,下記でも詳しく説明しています。
②分からなかったらとばす
この本に,分からないところをどうにか分かるようにしようという話は一切出てきません。
分からないところはとばしていくスタンスです。
英語学習で分からないところを飛ばすのはアリです。
分からないところを考えすぎたり,唯一の正しい答えを探したりして,英語学習に疲れる人・嫌になる人がいますが,とてももったいないです。
今はよく分からなくても,英語に触れ続けていると分かるようになってくることもあります。
分からないところが多少あっても,英語を使うことで,英語の感覚がどんどん身についていきます。
私の経験からもこれは間違いありません。
「全部分からなくても大丈夫」精神で英語を学び続け,英語を使ってほしいです。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。
・イラストがたくさん
・ビッグ・ファット・キャットの物語が面白い!