関連付けの威力 “Why We Struggle Learning Languages” 記憶に残る単語や文法学習とは?

こんにちは,ヨカワユキです。

勉強したはずなのに,学んだことを覚えていない…
英語学習あるあるです(汗)
忘れるのは人間の常ですが,実際忘れているのを感じると悲しいものですね…。

というわけで今回は,

✓記憶に定着しやすい学習法が知りたい
✓単語や文法の覚え方が知りたい

人必見です。

 

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プレゼンの内容(要約)

Gabriel Wyner 氏 は,これまで複数の言語を学んできました。

子どもより大人のほうが賢いし学び方も知っている。
なのに,なぜ子どものほうが言語習得できるのか?という疑問からスタートします。

言語習得における子どもの利点は,
・6-12ヶ月の子どもは大人が聞き逃す音を拾えること
・言葉を知っていようがいまいが恐れないこと
・その言語を学ぶ時間がたくさんあること
です。

続いて話は彼の言語学習経験へ。
幼稚園や学校で,ヘブライ語やロシア語を学んだものの,ほとんど使えるようにはならなかったとのこと。
その後ドイツ語を学んでいたとき,新しい言語の勉強法を発見しました。

さらに彼はイタリア語やフランス語を学びますが,カンニングしたフランス語テストのおかげで,間隔を開けて反復学習する方法を知ります。
しかし,単語-訳 が書かれたフラッシュカードで学習しても,自分には効果がないと分かっていました。
小さい頃に学校で,その方法を使っていたからです。

そして “Moctor” という単語を学んだときのことを話し始めます。
どうして “Moctor” という単語を覚えているのか。
そこで発見したことは “Moctor” という単語にさまざまな情報がくっついているということです。

脳のあちこちがネットワークでつながり,記憶は保存されています。
単語に,音・スペル・その単語にまつわる出来事・イメージ・感覚・感情などがつながり,その単語が自分のものになっていくのです。

そこで彼は,単語-絵・写真 のフラッシュカードを作って単語を覚え始めました。
そのあとに文の学習や抽象的な意味の単語の学習をすすめ,文法の学習は,空欄のある文を使って自分で話を作りながら行いました。
それでフランス語をマスターします。

「言語を効果的に学びたいなら,言語に命を持たせないとならない」と言います。
「全ての言葉には,音やイメージ,匂い,味,感情などがあり,文法を学ぶには物語が必要」と言います。

3 sentences summary

 Gabriel Wyner presents how to learn a language effectively which he learned through his French language.
 His secret to learning languages is connecting information with the words and grammar you want to learn.
 According to him, we should give the language life if we want to learn efficiently.

 

単語に息を吹き込んで覚える

彼の “Moctor” にまつわる話は必見です。
このビデオで私も “Moctor” を完全に覚えてしまいました(笑)
それくらいインパクトのある出来事や感情は強いのです。
1つの単語に訳だけではく複数の側面からアプローチすることは,記憶の定着をはかるのに有効だ,ということがうかがえます。

彼は自分で単語-絵や写真 のフラッシュカードを作って単語を覚えましたが,それを作る過程でその単語についていろいろなことを考えただろうと思います。
作る過程でいろいろな情報がその単語に結びつき,自分で使える単語になっていったのでしょう。

単語を覚えるときには,その単語を無味乾燥なものではなく,生きているものと考えてみてください。
その単語を,出来事や歌や写真などに登場させ,雰囲気を感じイメージを作ってみてください。
きっと,頭に残ってくれると思います。

 

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