こんにちは,ヨカワユキです。
今回は,
✓英語中級レベル
✓英語そこそこ使えるけど,もう少し自由に使えないだろうか
✓ネイティブスピーカー並の英語を使いたい
という人にぜひ見てほしい内容をお届けします。
プレゼンの内容(要約)
15歳のころ,ソビエト連邦(現ロシア)に旅行したときの思い出から話を始める Marc Green 氏。
ロシア語が分からなかったことから起こった笑い話です。
そして言語力のレベルに話は移ります。
彼は言語習得における4段階のレベルを想定しています。
単語を覚え,簡単な会話ができるのは初級レベル。
学習を続け,たとえ何年その言語を使わなくても,少し使えば以前と同じように使えるのが流暢レベルです。
流暢レベルの人にとっては,その言語で考えたり話したりすることは普通のことです。
流暢レベルを超えたところがマスターレベル。
専門分野の知識を得たり,学問をするのに求められるレベルです。
そして最後はネイティブスピーカーレベル。
ネイティブスピーカーレベルでは,自分の母語を使うときと別のネイティブスピーカーレベルの言語を使うときで,2つの人格があるような感じとのこと。
ネイティブスピーカーといてもそこが自分のホームのように感じられるし,ネイティブスピーカーからもネイティブスピーカーとして受け入れられると言います。
ちなみに,ネイティブスピーカーレベルはマスターレベルを飛び越えて流暢レベルから飛び級することも可能らしい。
彼曰く,ネイティブスピーカーレベルになるには次の3つのことが必要です。
(ネイティブスピーカーの前で文を読み,なまりがあるか評価してもらう→なくなるまで続ける)
口語表現:ネイティブスピーカーと交流しながら口語表現を1つ1つ学ぶ
(テキストに書いてある表現は,口語表現とかけ離れていることがしばしばある)
文化:ジェスチャーや間投詞の意味を学ぶ
(これらはそれぞれの言語によって違う)
ネイティブスピーカーとできるだけたくさん交流するのが理想ですが,ネイティブスピーカーとできなくても方法はあると彼は言います。
例えば,外国語のテレビ番組や映画を見てキャラクターを真似たり,初めて聞いた表現をメモしたりして練習することです。
また,歌と歌詞で学ぶこともオススメしています。
発音の練習になることはもちろん,歌や歌詞には感情が入っているので,自分が使えるボキャブラリーになっていきます。
そして,
ことも必要です。
3 sentences summary
Marc Green told us how you become a native speaker level of your target language.
You need to work on pronunciation improvements, being able to use colloquial expressions, and internalizing cultural traits.
And you should sound, express, and act like a native speaker.
英語学習をそこそこ積み上げて来た人へ
私はもう10年以上英語学習をしていますが,自分がネイティブスピーカーのように英語を使えていると思ったことは一度もありません。
むしろ,英語を使うたびに,足りないところが目に付きます(汗)
彼がプレゼンの中で言っていた,発音・口語表現・文化 は,英語力をワンランク上にするためにとても大切な要素だと思います。
だって,ネイティブスピーカーに近い発音のほうが自分の話が相手に伝わりやすいですよね。
それに,ドラマや映画の会話のシーンでは,テキストにはない口語表現が大量に出てきますし,文化を理解していなければ適切なコミュニケーションはできません。
ただこれらは,学校で学ぶ文法や単語,英語資格試験とは異なり,明確な範囲がないのが悩ましいところ。
ということは…
自分が自分の英語力に満足するまで,学習は続くのです。
彼はプレゼンの中で,ネイティブスピーカーレベルになることの利点を挙げています。
とはいえ,ネイティブスピーカーレベルにならなければならない,というものでもありません。
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