『英語冠詞トレーニング』で単数・複数・冠詞の疑問は解決!

こんにちは,ヨカワユキです。

名詞の前についたりつかなかったりする a, an, the….
a, an, the の意味と使い分け,あなたは大丈夫ですか?

✓どの冠詞を使うかいつも迷う
✓冠詞が分からない
✓冠詞に慣れたい

あなたは,今すぐこの本で学んでください。

私はこの本で学んだら,冠詞とはどういうものでどう使えばいいのかがだいぶクリアになりました。
思っていたより随分自由に冠詞を使っていいようです。

 

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本書の内容

名詞の単数形と複数形の違い,冠詞の意味と使い方を本書で学べます。

・名詞を単数/複数形にすることで何が変わるのか
・どの冠詞をつける/つけないによって何が変わるのか
が言語化されています。

多くの英語テキストに載っている日本語訳は,名詞の単数・複数,冠詞の違いによる訳の違いを無視しています。
「日本語」にはその感覚がないので仕方ありません。

著者はそこを丁寧に噛み砕いて説明しています。

 

名詞の種類と単数形・複数形,冠詞の原則

本書に書かれているいくつかの原則を紹介します。
名詞の種類と単数形・複数形,冠詞について,まずはこれをおさえてください。

①名詞の種類

可算名詞:はっきりとした形をもっているもの,さまざまな部分から成り立っているもの
不可算名詞:はっきりとした形を持っていないもの,同じような部分から成り立っているもの

可算名詞は,「区切りがある」と考えるとよいです。
区切りは物理的なものでもいいし(本やいすなど,はっきり1つ1つ分かれているもの),抽象的なもの(出来事など)でもかまいません。

不可算名詞は,「区切りがない/区切れないもの」です。
こちらも,物理的・抽象的に区切りがないものと考えてください。

区切りというのは,形としての区切りのほか,性質の区切りも含まれます。
性質に区切りがないということは,たとえそのものを細かく切っても全部同じような性質になるということです。
たとえば,不可算名詞の代表「水」は,コップに注いで区切りを作っても,性質が変わりません。

同じ単語でも,可算名詞として使うか不可算名詞として使うかで意味が変わることがあります。
たとえば,sun。
the sun で「太陽」の意味になるのはおなじみですが,可算名詞としては「恒星」の意味があり,不可算名詞としては「日光」の意味があります。

コミュニケーションで誤解が起こりかねないので,このような単語は注意が必要です。

②単数・複数

単数形:1
複数形:1以外

1だけが単数形です。
つまり,0.5も,-1も,1以外はすべて複数形になります。

③冠詞

定冠詞(the):話者と聞き手双方が,指されている何かを分かっている
不定冠詞(a,an):話者によって指されている1つの何かを,聞き手は分かっていない

定冠詞は,話者と聞き手が,「それ!」と特定できている/できるもので使います。
区切りのある1つのものについて,どちらか片方が「それ!」と特定できない場合は,不定冠詞を使います。

 

名詞と冠詞,奥が深い

ネイティブは,名詞の単数・複数,冠詞を自動的に使っています。
単数・複数,冠詞にはそれぞれ,意味があります。
つまりネイティブの頭の中では,そのものについて何か言うとき,そのものをそのように見ているのです。
ものの見方がそのまま,単数形・複数形,冠詞に反映されているわけです。

単語ごとに単数・複数,どの冠詞を使うかは決まっていません。
自分が伝えたい内容に応じて,どれを使うかを選択する
のです。

 

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