こんにちは,ヨカワユキです。
✓お金をあまりかけずに英語ができるようになりたい
✓効果的な独学法を知りたい
あなたに朗報です。
結果を出すための独学メソッドを教えてくれる本を紹介します。
著書は独学の達人
著者のスコット・H・ヤング氏は,あらゆることを独学で学び,結果を出しています。
例えば,
・MITの4年間で学ぶコンピューターサイエンス分野を1年間でマスター
・スペイン語,ポルトガル語,中国語,韓国語,をそれぞれ3ヶ月ずつ学び,それぞれの言語で日常会話ができるように
・1ヶ月で写実的なデッサンができるように
などなど。
彼自身や他の独学の達人の体験と認知科学などの知見を交え,結果の出る独学メソッドを教えてくれます。
彼が自らの言語学習について語るプレゼンはこちら。
超・自習法メソッド
著者が提唱する独学のメソッドとはどんなものでしょうか?
本書は独学における学習の原則を9つ紹介しています。
なぜ,何を,どうやって学ぶのか,どのくらい学ぶのかをデザインする
②集中する
③達成したいことに直結する学習をする
④基礎練習で弱点を埋める
⑤回想する・テストする
⑥フィードバックをもらう(辛くても逃げないで!)
⑦忘れるのを防ぐ
時間を開けての反復学習,身体に覚えさせる,過剰に学ぶ,記憶術を使う
⑧直感を手に入れるために,深く正しく理解する
⑨実験する・探索する
英語を独学で身につけるために
上記9つの原則のうち,英語を身につけるために特に重要なものはどれでしょうか?
独学で英語を身につけた私の経験と,第二言語習得理論を踏まえると,
⑤回想する・テストする
⑦忘れるのを防ぐ
です。
達成したいことに直結する学習をしている人は少ない!?
達成したいことに直結する学習は,英語学習では意外と見過ごされています。
映画やドラマの英語が分かりたいなら,映画やドラマの英語をたくさん聞く。
英検2級を取りたいなら,過去問に数多くあたり,理解出来ていないところや苦手をつぶす。
これが達成したいことに直結する勉強です。
・英会話をできるようになりたいのに文法教材をずっとやっている
・英会話をできるようになりたいのに,TOEIC対策ばかりしている
・映画やドラマの英語を理解したいのに教材の音声ばかり聞いている
そういう人をよく見かけます。
基礎力をつけることは大事です。
でも,いつまでそれを続けますか?
勉強しているので英語の力はついていきますが,効率が悪いです。
達成したいことに直結する学習は,やり始めがとても困難です。
英会話ができるようになりたいと思って「じゃあ英会話しよう!」と行動する人は度胸があるように思います。
多分多くの人は,英会話をする準備のために英会話以外をするでしょう。
でも考えてみてください。
その準備,いつまでやればどこまでやれば終わりますか?
終わりを視野に入れて準備していますか?
のは時間がもったいない。
まずは英会話してみて,
・自分がどうだったか振り返り
・相手が言った知らなかった単語や表現を復習したり
・うまく伝えられなかったことを英語でどう言うか改めて考えてみたり
そういうことを繰り返すほうが,英会話はできるようになります。
いつ使うか分からない表現や単語を学ぶことより,会話に出てきた表現や単語,会話で使いたかった表現や単語を学ぶことにフォーカスすべきです。
身体に染み込ませる学習を
学んだことを身体に覚えさせることも重要です。
英語を習得することは,スポーツで技術を上げることと同じです。
英語を覚えただけでは,身についたことになりません。
単語や文法をいくら知っていても,使いたいときに使えなければ英語を使えるとは言えません。
覚えた知識を使う練習をしなければ,使えるようにはならないのです。
英語がそう簡単にできるようにならない理由がこれです。
身体が覚えてくれるまで練習する必要があるのです。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。
・音読やシャドーイングなどで,普段から英語を話し,英語が口から出やすい状態にしておく
とよいです。