こんにちは,ヨカワユキです。
を解消します。
不定詞とは
to動詞 の形をとり,名詞や形容詞,副詞として使えるようにしたものです。
名詞では,「~すること」とコト化され,主語・目的語・補語の位置にきます。
To play the piano is challenging.
I like to play the piano.
など。
形容詞では,人やものを説明することができます。
名詞の後ろに不定詞をくっつけて説明します。
例えば,
I want something to eat. では,something がどういうものか説明(食べるもの)し,
She needs a job to make 5 million yen per year. では,a job がどういうものか説明(年に500万円稼げる仕事)しています。
副詞になると,主に動詞や形容詞に説明を加えます。
説明は目的や理由を表すことが多いです。
例えば,I go to the library to borrow some books. では,go の目的を加え(本を借りるために(図書館に)行く),
He is glad to see his girlfriend’s smile. では,gladの理由(彼女の笑顔を見て喜ぶ)を加えています。
不定詞は,まとまった英文を読むと必ずと言っていいほど出てくる頻出文法です。
不定詞を見つけたら,どのような使い方をされているのか分析してみてください。
それを繰り返すことで,不定詞の使い方や感覚にだんだん慣れていきます。
動名詞とは
動詞ingの形をとり,動詞を名詞としても使えるようにしたものです。
動詞を,「~すること」とコト化することができます。
動名詞は名詞として使えるので,名詞として使える不定詞と似たような使い方をすることができ,文中では,主語・目的語・補語の位置にきます。
例えば,
To play the piano is challenging. = Playing the piano is challenging.
I like to play the piano. = I like playing the piano.
といった感じです。
名詞として使う不定詞と動名詞は何が違うのか
名詞として使う不定詞と動名詞は,文中で目的語として動詞の後ろに置くとき,使い分けが必要です。
不定詞は to動詞です。
つまり toのニュアンスが反映されます。
toは方向を表す前置詞。
未来志向・積極的な意図が込められることが多く,そのような意味をもつ動詞の目的語として使えます。
例えば,
I hope to go to New York.
We decided to study abroad.
など。
それに対して動名詞は,起こったことにどう対処するかという文脈で使われることが多く,そのような意味をもつ動詞の目的語として使えます。
例えば,
I stop smoking.
They enjoy working.
など。
名詞として使う不定詞と動名詞のニュアンスの違いをおさえておくと,自分で使うときに役立ちます。
※ like to play the piano, like playing the piano のように,不定詞と動名詞のどちらも使えて,意味が変わらない場合もあります。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。