こんにちは,ヨカワユキです。
✓最近英語力が上がっていない気がする
✓何を勉強したらいいかわからなくなってきた
英語の基礎を一通り理解したあなたに,英語学習を提案します。
TOEICや英検などの英語テストを受ける予定のない方への提案になります。
英語のテストを受ける方は対策を優先してください。
基礎が分かったら,あとは実際に使うのみ
基礎を学んだら,英語を実際に使うことで英語力を上げていくのがよいです。
なぜなら,きっとあなたは「英語でコミュニケーションをとりたい」「英語の本や記事,動画などを理解したい」と思っているからです。
知識としての英語ではなく,「使える英語」を必要としているはずです。
なら,日々英語を使って英語を使いやすくしていくしか道はありません。
どのように使っていくのがいいのでしょうか。
①英語話者向けの英語素材を使って学習する
1つめは,英語話者向けの英語素材を使うこと。
洋書や英語圏のウェブサイトの記事,英語のドラマや映画,音楽,YouTube動画など,英語話者に向けて作られている素材を使ってください。
理由は,自然な英語表現に触れそれらを身につけるためです。
英語学習者向けの英語は,学習者向けに加工されているものがほとんどです。
例えば,学習者向けの英語ははっきり明確に話されます。
スピードもそこまで速くありません。
国ごとに発音の特徴があっても,強いなまりや話し方の癖はありません。
教材に出てこない英語表現を英語話者はたくさん使います。
スラングは教材に出てきませんし,文法に則っていない表現も会話にいくらでも出てきます。
英語学習者向けの教材のみで学習を続けても限界があります。
英語テストの英語はよく聞こえるのに,ドラマやトークショーになるとほとんど分からない… となるのはこれが原因です。
英語ネイティブの普段の英語に触れる量が少なく,その英語に慣れていないからです。
加工されていない生の英語素材をたくさん使ってください。
リスニングをしたいなら,字幕をつけられるものやスクリプトが手に入るものを使うのがオススメです。
聞き取りにくい箇所で何を言っているのか把握できるからです。
生の素材で得た話し方や表現は,自分が英語を話すときに使ってみてください。
あなたの英語がどんどん自然になっていきます。
②どんどん英語をアウトプットし,フィードバックを受ける
2つめは,どんどん英語をアウトプットし,英語話者からのフィードバックをできるだけ受けるようにする ということです。
英語を読んだり聞いたりしているだけでは,英語で自分の言いたいことを伝えたり,書いたりできるようにはなりません。
実際にアウトプットするだけでも英語を使う練習になりますが,その内容が適切かどうかを自分で評価することは難しいです。
不適切な表現をずっと使い続けることになりかねません。
話したことや書いたことを英語話者に見てもらい,より自然な表現や他の表現を教わるのが最も効率がいいです。
英語話者の友人がいたり,フィードバックをしてくれるサービス(英会話レッスンや添削サービスなど)にお金を投資できる方は,ぜひ行うことをおすすめします。
英語話者の友だちもいないし,お金もそこまで使えない…という人も諦めることはありません。
オンラインで無料でフィードバックを得られるサービスがあります。
③熟語,イディオム,シノニム,コロケーションで語彙を増やす
3つめは,語彙を増やしていくことです。
単語を増やすのももちろん必要ですが,それ以上に必要なのが,熟語やイディオム,シノニム(類義語),コロケーション で語彙を増やしていくことです。
語彙の勉強というと単語帳で学習するのが一般的です。
単語帳の多くは単語に特化しており,熟語やイディオム,コロケーションなど複数の単語を組み合わせた表現はあまり紹介されていません。
シノニム(類義語)は載っていることもありますが,たいてい詳しい説明はありません。
でも英語話者は熟語やイディオムをたくさん使います。
それに,シノニム(類義語)を自由に使えるようになれば,言いたいことのニュアンスを的確に表す単語を複数の選択肢から選ぶことができるし,いつも同じ単語を使ってしまう!という事態を避けられます。
熟語やイディオム,シノニムで英語の表現力が増すのです。
また,習慣的な単語のつながりで表す英語表現もたくさんあります。
日本語を直訳しても自然な英語にならないことがあるため,コロケーションを学んで自然な英語を使えるようにしていくことがマストです。
熟語やイディオム,コロケーションを学ぶ参考書や辞書はありますが,普段聞いたり読んだりする英文で,どんな表現があるか意識していくことでも身についていきます。
+いろいろな地域の英語に触れる
以上3つに加えオプションとしてオススメなのが,いろいろな地域の英語に触れることです。
英語の発音や話し方は地域によってさまざまです。
英語圏だけを取ってみても違いますし,英語は今やたくさんの非ネイティブが話している言語です。
非ネイティブの英語は彼・彼女らの母語の発音の影響を受けるので,ネイティブの英語とは少し違います。
でも,どんな発音や話し方をしていても全て英語です。
英語にはたくさんのバリエーションがあり,どれかだけが正しいということではありません。
興味がある人は,YouTubeなどで非ネイティブが英語を話している動画を見てみてください。
非ネイティブへの英語インタビューを集めた『「世界の英語」リスニング』もオススメです。
いろいろな英語が分かると,手に入る情報量がさらに増えます。
英語を話す非ネイティブとの会話もスムーズにできるようになります。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。