こんにちは,ヨカワユキです。
✓ネイティブが使う英語を使いたい
✓ボキャブラリーを増やしたい
なら,「コロケーション」を学んでください。
日本の英語教育ではほとんど無視されていますが,コロケーションを知っていると表現の幅が広がります。
コロケーションとは
言語の習慣的な語と語のつながり
をコロケーションといいます。
単語と単語の組み合わせには,よく使われる組み合わせがあります。
直訳した strong rain は自然な表現ではありません。
でも強い風は英語で strong wind 。
heavy wind にはなりません。
コロケーションを知れば自然な英語が出てくる
先に挙げた例では,日本語では同じ「強い」という言葉で就職する「雨」と「風」ですが,英語では違う単語で修飾します。
日本語と英語を一対一対応で訳すだけだと不自然になるのです。
コロケーションを学べば,表現の幅も広がります。
コロケーションを知っていれば,名詞や動詞を修飾し,その人・モノや動作を詳しく伝えることができます。
モノや動作の様子,様態が加わると,内容が具体的で生き生きしてきます。
そんな英語を使えたらよくないですか?
コロケーションはどう学ぶ?
主なコロケーションの学び方は2つです。
1つめは,日々の英語学習で読んだり聞いたりする英文を,コロケーションを意識して理解していくこと。
英文にはコロケーションがたくさん含まれています。
英文中に意味の分からない単語があったら,単語を調べて意味を知ろうとしますよね。
その感覚で,「この単語とこの単語が組み合わさると,こんな意味になるのか」というのを意識して学んでいきます。
意識すると,これまでなんとなく通り過ぎていたものに,注目できるようになっていきます。
使用頻度の高いコロケーションは複数の英文に登場します。
日々継続すれば,気づくとたくさん身についている状態になります。
2つめは,コロケーション学習用の本や教材を使うことです。
単語帳のようにリスト化されたものを使って学習するのが得意な人は効率よく学習できます。
コロケーションの辞書もあります。
私は『小学館 オックスフォード 英語コロケーション辞典』を使っています。
オックスフォード社の “Oxford Collocations Dictionary for students of English Second Edition” の内容を抜粋し,和訳が加えられたものです。
見出しの単語ごとにコロケーションを学べます。
気になる単語を調べたり,気が向くままページを眺めたり,通読したり。
使い方は自由です。
ネットには無料で使えるコロケーション辞典があります。
調べたい単語を検索ボックスに入れると,品詞や意味ごとにコロケーションを示してくれます。
例文を利用すると,どう使うかイメージしやすいと思います。
ちなみに,verbs:動詞,adv.:副詞,adj.:形容詞,prep.:前置詞,noun:名詞 です。
・気になる単語のコロケーションを学ぶ
・英文でよく見るコロケーションを自分でも使えるようになる
など,自分が取り組みやすいところから学習するのがオススメです。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。