こんにちは,ヨカワユキです。
✓英語のリスニングが苦手
に当てはまるあなたに,英語を聞いているときに頭の中で起こっていることをお伝えします。
リスニングのプロセスを知り,自分がどこを苦手としているのか把握してみましょう。
リスニングのプロセス
聞く
リスニングの最初のステップは聞くことです。
ここでのポイントは,自分が音を正しく聞けているかどうかです。
英語のリスニングに慣れていない人の耳は,母語を聞き分けることにフォーカスしています。
細かい英語の音や,早口の英語の音の聞き分けは困難になります。
検索する
音を正しく聞き取ったら,その音が何の単語かを把握します。
ここでのポイントは,音を知らない単語は把握できないということです。
文の中で単語が発音される場合,リズムやイントネーションが加わります。
前後の単語によって,音声変化も生じます。
よって,単語単体で発音されるときの音と文中で発音される単語の音は微妙に違うことがあります。
もちろん,これまでに学んだことのない単語の聞き取りも困難です。
英文を聞いているとき,何の単語か把握しながらその単語の意味を引っ張り出していきます。
さらに,その単語が文章のどこで使われているかや,どの単語と一緒に使われているかも把握していきます。
そこで今度は文法知識の出番です。
ここでのポイントは,基本的な文法を理解していないと意味理解が困難になるということです。
例えば,haveと聞こえてきたら,一般動詞と現在完了,どちらの使い方もありえます。
whenと聞こえてきたら,疑問のいつ,接続詞の~のとき,関係副詞の使い方があります。
判断・理解する
頭の中にある単語や文法の知識を引っ張ってきたら,今度はそれらを使って文意を理解していきます。
単語と文法知識でスムーズに理解できる場合もありますが,そうでない場合でも,まだまだ使える情報はあります。
例えば,会話やスピーチのトピック,会話の場などがヒントになります。
前後の文章や文脈を使えば,自分の理解が正しいかを評価したり,理解したことを補足できたりします。
そこで話されている内容のほか,自分がもともと持っている関連知識を使って内容を理解することも可能です。
その分野に関する情報をすでにもっていれば,それを文意の理解に使えます。
また,ビジネスやお店でのやりとりなどある程度型が決まっている場面では,経験があれば内容を推測しやすくなります。
複数の文からなる音声では特に,聞き落としや理解が追いつかない,といったことが起こりがちです。
使えるものはどんどん使って意味を推測し,理解を進めていきます。
まとめ
このようなプロセスを経て,人は聞いたものを理解しています。
「聞く」「検索」「判断・理解」のプロセスは並行して行われており,これらが速ければそれだけ速い音声も理解できるということになります。
・音を正しく聞けている
・その音の単語とその意味,関連する文法を引っ張り出せている
・引っ張り出してきた知識と関連情報を使って聞いた文章を理解している
が必要です。
音を聞いて単語と文法が引っ張り出せない場合は,単語と文法を覚える必要があります。
単語と文法を引っ張り出せても,理解まで至らず,どんどん次の音が入ってきて聞いたことを忘れてしまう場合は,単語と文法の検索し意味をつかむスピードを上げる必要があります。
自分に必要な学習は何なのか,分析してみてください。
リーディングのプロセスはこちらで解説しています。
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