こんにちは,ヨカワユキです。
✓英語を話したり書いたりするときにもっといろいろな表現を使いたい
✓英単語を効率よく勉強したい
なら知っておいて損はない,受動語彙と能動語彙の話をします。
「知っている」単語と「自分のアウトプットで使える」単語は違います。
受動語彙と能動語彙
まずは母語の日本語について考えてみましょう。
本や記事,動画などに出てきた言葉について,
「言葉の意味は分かるけど自分では使えない言葉」
ありませんか?
日本語であるなら,当然英語にもそういう言葉があるはずです。
読んだり聞いたりしたときに意味は分かるけれど,自分では使えない言葉。
これは,受動語彙と言われています。
読んだり聞いたりして意味がわかるのはもちろん,自分でもガンガン使えてる言葉もあると思います。
Hello! ,Good morning. などのあいさつは鉄板ですね。
このような言葉は,能動語彙と言われています。
覚えた単語は練習して,受動語彙→能動語彙に変える必要がある
あなたが単語を勉強し覚えると,その単語はまず「受動語彙」になります。
受動語彙は,そのまま放置したところで自分が話したり書いたりするときに使える言葉にはなりません。
技術を身につけるためには,練習する必要があります。
スポーツの技やテクニック,楽器演奏などと同じです。
実際に自分の身体を使って,受動語彙をどんどん使って練習していかないと,なかなか使えるようになりません。
使う状況をしっかりイメージして実際に使ってみよう
どうやって覚えた単語を使っていけばいいのか?
私から提案したいのは,
です。
人が使う言葉には,必ず状況が結びついています。
hot は,自分が今いる場所が暑いとき,気温の高い場所について話をするとき,暑くて仕方ないことを伝えたいとき,辛い食べ物を食べたとき,イケメンやきれいな女性に出会ったときなどに使われます。
hot を使える単語にしたかったら,このように,どう使うか,どんな気持ちで使うかをはっきり意識して,はっきりイメージして使ってみます。
そして,それを繰り返します。
そうすると徐々に,実際に hot を使うのにピッタリの状況になったとき,口からスルッと出てくるにようになっていきます。
使う状況をイメージするのが難しいときには,その単語が使われている例文を複数探してみましょう。
例文を見れば,どういう状況でその単語を使うかがはっきりしていきます。
練習を繰り返すことで,身体が使うことを覚えてくれる
単語を使う練習は,単語を覚えことに比べると大変です。
でもその労力を払ってでも練習する価値はありあまるほどあります。
その単語を使うべきところで,自動的に使えるようになっていきます。
まさに,頭で考えるよりも先に,口が勝手に動くという状態です。
スポーツの技や楽器の演奏もそうですよね。
最初は学んだことを意識的に身体の動きに落とし込んで練習していきますが,習熟すればするだけ身体が勝手に動き,高いパフォーマンスを上げることができるようになっていきます。
地道に練習を繰り返してください。
続けた人だけが「英語を自由に使える」力を手に入れることができます。
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これは想像以上に複雑で高等な技術です。