こんにちは,ヨカワユキです。
✓英文法を勉強している
なら,ぜひ参考にしてください。
英文法は「型」「伝える内容」「文中での現れ方」を意識して学ぶのが得策です。
英文法を学ぶときの3つのポイント
それぞれの英文法は,「型」「伝える内容」「文中での現れ方」で整理することができます。
型
使うことが決まっている単語や単語の並びです。
何を伝えるか
それぞれの英文法には,伝えている内容があります。
過去に何かが起こり,それが今まで続いているときには現在完了を使います。
文中での現れ方
それぞれの英文法は,文中でどのように現れるかもたいてい決まっています。
英語の時制は,動詞を変形させることで表します。
現在完了は文の動詞の位置,つまり主語の後ろに来ます。
「何を伝えるか」「文中での表れ方」は特に意識して学習を
英文法を学ぶとき,文法の型と名前と日本語訳を覚え,いろいろな問題を通してその型を覚えているか確認する,というやり方がよく行われます。
型は重点的に扱われますが,文法が表す意味や文中でどう現れるかについては,自分で察してくれ… というものが多いように思います。
それぞれの文法には伝えている内容があります。
文法は決して無味乾燥で機械的なルールではありません。
人の意図や思いが反映されています。
そこを理解していけば,自分が伝えたい内容にマッチする文法を選べるようになります。
そして,文法は文のルールです。
文の中で適用されるからこそ,文でどう現れるかを意識的に学ぶ必要があります。
英語は日本語と異なり,語順が変われば文意が変わる言語です。
・その文法を使うとき,前後にくる語はどういうものなのか
など,他の語との関係を一緒に学ぶことで,その文法の役割や使い方を理解し,使える知識にしていくことができます。
似ている文法との差別化を意識する
ここからは+αになります。
3つのポイントで英文法をざっくり学べた人は,似ている文法同士を比較してみてください。
比較して違いを理解することで,それぞれの英文法の理解が深まっていきます。
自分で英文を作るときに,どの文法を使えばいいのか的確に判断できるようにもなります。
過去形,現在形との違いはどうでしょうか?
過去形は過去にあったことを表す文法で,現在形は習慣的なことや今の状態を表す文法です。
現在完了は,過去にあったことを今も引き継いでいる状態を表すので,過去形や現在形では表せないことを表していることになります。
現在完了の文章を日本語訳すると,「~した」と訳されることも多く,これは過去形の文章の訳でよく使われる言葉でもあります。
同じ「~した」という日本語訳でも,英語の現在完了と過去形では,伝えている内容は明確に違います。
たくさんの英文に触れて英文法を理解する
それぞれの英文法の3つのポイントをおさえたあとは,たくさんの英文にふれて英文法に慣れていってください。
文法のテキストなどを使っていると,どうしても文法を単元ごとに学びがちです。
でも,実際にあなたが聞いたり読んだりする英文は,さまざまな文法がランダムに出てきます。
あなたが書いたりしゃべったりする英文も同様ですね。
そのような実践に耐えうる英文法を身につけるには,実際の英文で学ぶしかありません。
余裕があれば,その英文法を使った英文を自分でも作ってみる とよいですね。
文法学習にオススメしたい参考書です。
英語学習の個別サポート,承ります。
下記からご連絡ください。
「その文法がなぜ必要なのか」「どんなときに必要なのか」「どう使うのか」が詳しく扱われていないからです。