あなたのゴールはどこに? ―自分の胸に問いかける 明確で達成できる目標づくり

こんにちは,ヨカワユキです。

英語でのあなたのゴールはどこですか?

自分に問いかけてみてください。

 

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ゴールを決めよう

英語学習に限らず,勉強したり何か新しいスキルを身につけたいなら,ゴール(目標)を決めておくことが重要です。

ゴール(目標)を決めると,
すべきことの選択肢が狭まる
達成することで快(ポジティブな)感情が生まれる

ゴールが見えていると,何をすればよいか,どれくらいすればよいか計画が立てやすくなります。
手当り次第やるよりも,学習効率が上がります。

※計画を立てるためには,自分の現状を把握することも必要です。

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目標を達成すると嬉しいものです。
その嬉しさはさらなる学習への起爆剤になります。
その喜びは自分への自信や誇りにつながります。

あなたのゴールはどこでしょうか?

「ネイティブと日常会話がしたい」
「TOEICで850点とる」
「仕事で英語を不自由なく使えるようにする」
「○○大学に合格する」
・・・

今度はその目標を評価してみましょう。

その目標は,具体的なものですか?
その目標は,達成可能なものですか?

 

目標はかみ砕いて具体的にする

目標設定のコツは,できる限り具体的なものにすることです。

具体的な目標でなければ選択肢は狭まりません。

例えば「日本一周する」という目標。
「日本一周どうやってする?」
「どれくらいの期間でする?」
「どこの街を通る?」
など,いろいろな問いが浮かんでくると思います。

では「半年間で,北海道の札幌と,沖縄の美ら海水族館を経由して,公共交通のみで日本一周する」という目標にするとどうでしょう?

まだまだ考えなければならないことは多いですが,「日本一周する」という目標よりも,考えなくてはならないことが減りました。

英語学習でも考え方は同じです。
例えば,
「英語を話せるようになる」
「日常会話で困らない」
といったゴールは,漠然としています。

日々,日本語でどんな会話をしているか思い出してみてください。
仕事やプライベートといった状況や,上司や家族,恋人など話す相手によって,話題も言葉遣いも変わるでしょう。
とすると,

「英語で話せるようになる」「日常会話で困らない」というのは,一体どんな会話を意味しているのでしょうか?

「英語で話せるようになる」を,「仕事で海外の取引先とのミーティングで自分の伝えたいことを英語で話せるようになる」としてみましょう。
場面が絞られるので,学習すべき単語や表現,磨くべきスキルも決まってきます。
同じように,

「日常会話で困らない」を「ネイティブと,互いに好きなものについての会話をできるようにする」としてみましょう。
内容が絞られるので,学習内容や力を入れて磨くべきスキルが決まってきます。

 

目標は達成可能なものを含める

目標設定のもう一つのコツは,達成できる目標にすることです。

達成困難な目標は,学習意欲を萎えさせます。
達成可能な目標は,モチベーションを高め,達成時には自信や満足感を高めます。
達成できる目標の目安は,「少し頑張れば達成できそうだ」と思える目標です。

目標をステップに分けたり,目標達成するため行動を考えると,達成可能な目標が作りやすくなります。

「仕事での海外取引先とのミーティングで,自分の伝えたいことを英語で話せるようになる」を例にしてみましょう。

英語で話せるようなるためには,単語力と文法知識が必須です。
ビジネスで使う単語が載っている単語帳で勉強したり,ビジネスミーティングで使える表現を覚えたりといったことが考えられます。
また,忘れてしまっている文法知識を補い,使えるようにするために,文法の問題集をやるかもしれません。
話すこと自体に慣れるために,オンライン英会話を使う手もあります。すると目標は,
単語:「ビジネス単語の単語帳○○に載っている単語を覚える」
表現:「ビジネスミーティングの定形表現を毎日音読する」
文法:「1ヶ月で文法問題集○○を終わらせる」
話す:「オンライン英会話を1日25分取り組む」
と分解できます。
やること(行動目標)が決まり,(数値目標)も入れたことでさらに具体的になりました。
行動目標:行動としての目標(上の例の,表現や話す)
数値目標:成果としての目標(上の例の,単語や文法)

達成できる目標づくりという点でのオススメは行動目標です。

行動目標は,結果に至るまでのプロセスを評価します。
自分の日々の行動を振り返り,振り返りに応じて学習する量や時間を調整できるため,目標は達成しやすくなります。

数値目標は,結果を評価します。
人によっては強いプレッシャーやストレスを感じ,学習がはかどらなくなったり,目標を達成できなかったときのダメージが大きくなることがあります。

 

目標は変わっていくもの

目標は変わってよいし,変わっていくものです。

小目標のような,大目標を達成するための手段としての目標は,試行錯誤しながら最適解を見つけていくべきです。

目標は,具体的にすればするほどやることが絞られ,達成もしやすくなります。
達成したらまた次の目標を立て,それを達成するためにまた学習します。
達成できなかったら,なぜ達成できなかったのかを考え,それを反映した目標を立てて達成を目指します。

小目標をちょこちょこ調整するのを繰り返せると,学習効果は加速します。

 

英語に関して,あなたのゴールはどこですか?
その目標は,具体的なものですか?
その目標は,達成可能なものですか?

あなたの英語学習を応援します。

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